剣道の正面打ちにおける「間のつめ」に関する研究-段位差におけるイメージ明瞭性についてⅡ-
日本武道学会第19回大会武道学研究 19(2)
剣道では、体力、敏捷性、持久力等々の能力は高段位者よりも低段位者の方が年齢的な面からみても一般的に勝っている場合が多い。にもかかわらず高段位者が強いのは、相手との心理的な「間」の取り方のうまさにあると考えられる。そこで本研究では、Avkssenti.Tsezareuich.Puniが用いた手法により剣道用の内省報告書を作成し、正面打突時における「間のつめ」を明らかにしたものである。
八木沢誠,石井隆憲,時本識資,袴田大蔵,志沢邦夫
武道学研究第19巻第2号 p.149~p.150