剣道の正面打ちにおける「間のつめ」に関する研究-段位差におけるイメージ明瞭性について-
武道学研究 18(2)
剣道において有効な打突とは、一般に気剣体が一致した打ちであると解されている。この有効な打突を明らかにするためには、動作の分析とともに心の分析、すなわち、心理的な要因を明らかにしなくてはならないといえよう。そこで本研究では Avkssenti Tsezareuich Puni がハンドスプリングにおいて、相手のレベルへのイメージの違いを明らかにする方法を用い、剣道における正面打突の「間のつめ」における相違を内省報告から明らかにしたものである。
袴田大蔵,石井隆憲,時本識資,八木沢誠,石垣馨,志沢邦夫
武道学研究第18巻第2号 p.45~p.46