大学柔道選手の減量期間における食生活および血液性状・身体特性の変動
体力・免疫学研究会雑誌6(1)
日本体育大学大学柔道部男子選手13名の減量期間における食生活、血液性状等の変動を検討した。その結果、減量幅の大きい選手は急激かつ極端な減食を行っていることから、血液検査の著明な変動が観察された。また減量減量期間中クレアチンキナーゼの上昇がみられず、十分な練習ができていない状態であることも示唆された。一方、減量による体力、筋力の低下は観察されなかった。
木村勝範、山本洋祐、塔尾武夫、片桐朝美、梅田孝、戸塚学、斉藤一雄、菅原和夫
p.32~p.46