相撲の技の体系化に関する研究-相撲のくずし技、決まり技の分布の統計的検討-
日本体育大学紀要 23(1)
相撲の技の体系化は勝敗が決まるまでの経過を系統的に追求する事が必要である。そこで筆者等はきまり技の頻度やくずし技から発展するところのきまり技の試行の分布を統計的分散・情報エントリピーを用いて、くずし技及びきまり技として有効であると考えられる群の特定を検討した。その結果、相撲の基本的な指導に有用であると考えられるくずし技、きまり技を体系的に示すことが可能となった。
塔尾武夫、斉藤一雄、片瀬文雄、甲斐知彦、稲垣安二
p.25~p.36