大学相撲選手の健康管理のためのメディカルチェックと稽古実施に伴う身体的・精神的疲労の出現について
体力・栄養・免疫学雑誌14(1)
男子大学相撲選手を対象に、安静時の体調及び稽古実施時の身体的・精神的疲労の出現状況をスポーツ医学的観点から明らかにするために、血液生化学検査値及びPOMSを用いこれらを検討した。その結果、2時間30分の相撲の稽古後に明らかな身体的疲労と精神的疲労の出現が認められた。また、安静時には高脂血症、高尿酸血症、高尿酸血症者が高率でみられた。
齋藤一雄、梅田孝、太田誠耕、奥村俊樹、松本茂、小川光哉、塔尾武夫、菅原和夫
p.40~p.49