大学長距離ランナーにおけるα-アクチニン３(ACTN3)遺伝子多型と１０００m走レース記録との関連性についての検討

体力・栄養・免疫学雑誌　２０１２年　第２２巻　第１号　pp218-214

大学長距離ランナーのうち１０００mベストが２８分台～３０分台の」比較的優れた選手２８名を対象にレース記録およびレース直後の血中乳酸濃度とACTN3遺伝子多型にどのような関連性があるかについて検討を行った結果、長距離を専門とするランナーであるにも関わらずACTN3遺伝子多型分析の結果R alleteの発現率が高く、さらにR alleteを有する選手ほどレース記録に優れており、レース直後の血中乳酸濃度も高いことが示唆された。

黄仁官、別府健至、大本洋嗣、石井隆士、水野増彦、上田大

共同研究につき本人担当部分の抽出不可能