夏季オリンピックにおけるアスレティックトレーナーの変遷(第2報)-第26回オリンピック競技大会から第30回オリンピック競技大会まで-
第5回日本アスレティックトレーニング学会学術集会
前回に引き続き、夏季オリンピックにおける帯同ATの変遷を調査した。ATの男女比では、依然男性が高く、平均年齢では今回も大会ごとに高くなっており、ID数の制限に加え、ATの役割が多用していることも関係し、経験値の高いATが現場で求められていると考えられる。保有資格においては、鍼灸マッサージが多く、第2報においてもコンディション調整においてこれらの資格が求められていることが示唆された。
河野徳良,佐々木さはら