体罰・暴力における体育専攻学生の意識と実態(6)―体罰容認態度へ影響する要因の分析―
日本応用心理学会第83回大会
本研究では,体罰に対す態度を体罰容認態度として量的変数と捉え,体罰容認態度に影響を及ぼす諸要因について検討することを目的とした。その結果,被体罰経験,体罰目撃経験,体罰遂行経験は,それぞれ体罰容認態度に影響を及ぼし,特に被体罰経験と体罰遂行経験は体罰容認態度を高める可能性が示唆され,その傾向は体罰遂行経験の方がより顕著であることが示された。
市川優一郎,福場久美子,宇部弘子,鈴木悠介,深見将志,小川拓郎,軽部幸浩,藤田主一
共同研究につき本人担当部分抽出不可能