知的障害者の長期就労例による職場定着に関する研究
千葉県特殊教育連盟平成6年度特殊教育研究集録(33)
長期就労している2名の知的障害者を対象に、長期就労するまでの過程について、職場・家庭と本人の関係を面接調査してその実態を明らかにした。この長期就労事例は、職場と家庭が本人主体の働きかけを行ったことによって職場に定着していることが明らかになり、知的障害者の職場定着には、就労前の訓練以上に就労後の継続的な働きかけが必要であることが示唆された。
p.33~p.43