知的障害児の短距離走への支援-環境設定を中心に-
日本発育発達学会第14回大会プログラム・抄録集
特別支援学校(知的障害)小学部に在籍する児童16人の体育授業における短距離走について、児童がスタートからゴールまで一人で走ったり歩いたりできるようになるため、直接的支援として「支援段階の設定」「走距離の工夫」、間接的支援として「走るコースの構造化」を中心に1年間取り組んだ。その結果、全ての児童が一人で50m~90mを走ったり歩いたりすることができるようになった。