学校体育におけるハードル走を通して指導すべき技能:体育科教育学とスポーツバイオメカニクスの融合的研究アプローチから
陸上競技研究. 116(1): 2-11
日本学生陸上競技連盟よりこれまでのハードル走に関する体育科教育学的研究内容についてレビューする依頼を受け,総説を執筆した.これまでの申請者の研究業績をまとめ,これまでにない研究アプローチによって従来の指導内容を見直すことにした.本総説では,一流アスリートを対象とした指導内容,すなわち,ハードルの上すれすれを越えるような高度な技能は必ずしもハードル走の初心者に対して必要ではないことを強調した.
大塚光雄,伊藤章