Relationship between lateral differences in the cross-sectional area of psoas muscle and curve running time(査読付)
Journal of Physiological Anthropology. 35(1): 1-7
この研究論文では,左回り及び右回りにカーブを走る際のタイムの差と各筋横断面積の左右差との関係を検証した.その結果,股関節屈曲の主働筋である大腰筋の横断面積の左右差がタイムの左右差と関係がある,すなわち,カーブの中心に対して外側の大腰筋の横断面積が大きい者ほど,その方向のカーブ走が速いことが明らかとなった.この結果は,トレーニングにおける動作が特異的に大腰筋に影響することを示唆するものである.
Tottori N., Kurihara T., Otsuka M., Isaka T.