Effect of expertise on 3D force application during starting block phase and subsequent steps in sprint running(査読付)

Journal of Applied Biomechanics. 30(3): 390-400

100m走が10秒台の短距離走選手，11秒台の短距離走選手および一般学生のクラウチングスタート時の地面反力データの特徴を明らかにした．このスポーツバイオメカニクスの研究結果から，10秒台の選手では，他の選手と比べて，地面をキックする際の地面反力の方向が前傾しており，速く走る上で合理的なキックをしていることが示された．つまり，筋力といった体力要素よりも技術要素がスタートダッシュにおける高いパフォーマンスと関係することを示唆された．

Otsuka M., Shim JK., Kurihara T., Yoshioka S., Nokata M., Isaka T.

Journal of Applied Biomechanics. 30(3): 390-400