態度測定にみる短距離走の授業:学校段階,性別,好感度の違いが授業評価に与える影響(査読付)
体育科教育学研究. 29(1): 49-62
2000名を超える小学校,中学校,高等学校の児童・生徒を対象に,学校体育における短距離走に対する態度測定を実施した.その結果,質問項目は,「まもる」「楽しむ」「考える」「できる」の上位カテゴリーに分けることができた.小学生は中学生,高校生よりもどの評価得点に対しても高い評価をしていることが明らかとなった.特に「まもる」に対する評価は,どの学校段階においても高い値を示し,特に女子の方が高評価をしていることが明らかとなった.
大塚光雄