スポーツバイオメカニクスから得たハードル走の新しい指導法の有効性の検討:小学校6年生を対象にした体育授業(査読付)
体育科教育学研究. 27(1): 1-18
スポーツバイオメカニクスの研究から明らかにされたハードル走が速い子どもの特徴をもとに,高く遠くへ跳び越える学習内容を選定し,それを身に付けさせることをねらった新しい指導法を開発した.その結果,高く遠くへ跳び越えることをねらった新しい指導法では,従来のハードルをまたぎ越す指導法と比較して,低い姿勢でハードルを越えなくても全員のハードル走の記録を高めることができることが明らかとなった.
大塚光雄,伊藤美智子,伊藤 章