COVID-19 vaccine literacy and vaccine hesitancy among pregnant women and mothers of young children in Japan

Vaccine. 2022 Nov 8;40(47):6849-6856.

ワクチンリテラシー（VL）はワクチン接種の重要な決定要因であるが、妊婦や幼児の母親におけるVLについてはほとんど知られていない。2019年7月以降に出産した妊婦1,639人と幼児の母親5,688人を対象に行った、VLとワクチンの躊躇に関する日本全国の横断的インターネット調査のデータを分析した。ワクチンへの躊躇は、妊婦の51.1％、幼児の母親の31.9％にみられた。ワクチンの躊躇リスクは対話的／批判的スキルが低い妊婦で有意に高かった。幼児の母親については、VL機能的スキルが低い人、対話的/批判的スキルが低い人でワクチンの躊躇リスクが著しく高かった。妊婦と幼児の母親のワクチン受容率を向上させるためには，個人がワクチン関連情報を正しく評価できるようにすることが重要であることが示唆された。

Takahashi Y, Ishitsuka K, Sampei M, Okawa S, Hosokawa Y, Ishiguro A, Tabuchi T, Morisaki N.

P.6849-P.6856