学術論文

基本情報

氏名 三瓶 舞紀子
氏名(カナ) サンペイ マキコ
氏名(英語) SAMPEI Makiko

名称

Abusive and positive parenting behavior in Japan during the COVID-19 pandemic under the state of emergency.

単著・共著の別

共著

発表年月

2021/07/17

発表雑誌又は発表学会等の名称

Child Abuse Negl. 2021 Jul 17;120:105212.

概要

緊急事態宣言下において、0-17歳のこどもをもつ親5344人に対してオンライン調査を行った。
5分の1の親が虐待行為を報告したのに対し、8割以上の親が肯定的な育児行動(子どもに共感するなど)を報告した。虐待的な親の行動は、スクリーン使用時間の長さ(1日6時間以上:OR, 1.44; 95%CI, 1.05-1.98)、母親の精神的健康状態の悪さ(K6=13+:OR, 2.23; 95%CI, 1.71-2.89)、家庭内暴力の発生(OR, 4.54; 95%CI, 3.47-5.95)と関連していた。親のポジティブな行動、特に共感を示す行動は、虐待行為のリスクを下げることと関連していた(OR, 0.51: 95%CI, 0.39-0.66)。

共著者

Yamaoka Y, Hosozawa M, Sampei M, Sawada N, Okubo Y, Tanaka K, Yamaguchi A, Hangai M, Morisaki N.

掲載ページ数

Epub ahead of print. PMID: 34298262.