思考・判断・表現力の成長を保障するNIE社会科授業―中学校単元「石見銀山の世界遺産逆転登録の秘密を探ろう!」の実践から―(査読付)
日本NIE学会『日本NIE学会誌』第4号
当研究は、新学習指導要領のなかでも活用型学力として注目を集める「思考力・判断力・表現力」の成長を保障するため、新聞記事の性格の違いに着目した学習展開をとるNIE社会科授業「石見銀山の世界遺産逆転登録の秘密を探ろう!」を開発したものである。本研究の意義は,中学生が作成した記事を「意見型記事」のしくみを評価基準として評価し、多くの生徒の認識の成長を実証的に明らかにした点にある。
小原友行、田口紘子、池田礼、大國沙輝子、兼原昌大、後藤賢次郎、中野和子、中村光佑、藤岡弘輝
pp.61-70