保育所実習における保護者支援の学びを可能にする実習指導のあり方について～保育者と養成校教員の意識の分析を通して～

東京家政大学研究紀要　第55集　p.39-47

本研究は、実際の保育所実習において、保護者支援についての学びがどの程度可能となっているのか、その実態や学生及び保育者の意識を捉え、その上で保育現場と養成校の協働体制の下、保護者支援の学びを可能とする実習指導のあり方を検討した。その結果、保護者支援の保育現場指導をその困難性を乗り越え、保育現場と養成校との協働による実習指導体制の構築が必要である。今後、保育現場と養成校とが協働していくために、具体的な実習指導のあり方を共有する場、換言すれば実習指導者の研修の場を確保し、その内容・方法について検討することも求められる。

増田まゆみ、小櫃智子、佐藤恵、石井章仁、高辻千恵、爾寛明、尾崎司、倉掛秀人、若山剛

共同研究のため、全員で記述したものを編集したため自分が書いた部分を抜粋することは不可能