保育現場における実習指導者のための研修プログラム
日本保育者養成教育学会
本研究は、ガイドラインで提示した実習指導のポイント(①実習生が子どもと心を通わす体験を重視する②その場の状況に応じて、適切な指示や助言、疑問への応答を心がける③実習生とともに保育や子どもに関して振り返り実習生と対話することを重視する④同僚性をもって実習生を受け入れる)と、実習指導することが指導者自身の専門性と保育の質を高め、さらに実習指導について園内で保育者相互の対話を重ねることが、園全体の人材育成と保育の質を高めることにつながる「研修プログラム」を検討することを目的とする。
増田まゆみ、小櫃智子、佐藤恵、石井章仁、爾寛明
p110