着手位置を聴覚的かつ視覚的に捉えられる多段階式の跳び箱を用いた開脚跳びの指導事例(査読付)
体育学研究,65:881-891
通常の跳び箱よりも長さの短い跳び箱とマットセンサーを用いて開脚跳びの指導を行い,どれだけの児童が開脚跳びをできるようになり,失敗試技と成功試技でどのように動作が変化するのかについて明らかにすることを目的とした.本研究で用いた 2 つの補助教具は開脚跳びの指導において役立つことが示されたとともに,試技全体の身体重心速度を改善し,より短い踏切時間でより遠くに身体を移動させ,より遠くに着手させるために有用になるものであることが明らかとなった
林陵平・中野一寿・吉本昇平・河野優人・鈴木康介
共同研究につき本人担当部分抽出不可能