教養としての体育原理
大修館書店 全166P
第3部の8「スポーツとナショナリズム」を担当執筆。スポーツにおけるナショナリズムの問題史を概観し、そのうえでスポーツとナショナリズムの関係はどうあるべきかを論じた。その第一点は、政治に結びつくナショナリズムへの傾斜は否定されるべきであること。第二点は、政治とは別の形のナショナリズムが考えられること。第二点の指摘からは日本独自のスポーツ文化形成の可能性が指摘されている。
友添秀則、岡出美則、樋口聡、近藤良享、出原泰明、関根正美、他26名
第3部の8「スポーツとナショナリズム」を担当執筆。pp.124-126