スポーツ哲学の先駆者たち(2)
岡山大学大学院教育学研究科研究集録 151 (岡山大学大学院教育学研究科) p. 129~p.137
本研究は学術論文34に続く内容で、E. ヘリゲル、H. スラッシャー、P. ワイスらの思想内容をH. レンクとの関係を視野に入れつつ論じた。レンクは武道それ自体の分析に興味を持っていたわけではないが、達成哲学と禅哲学の比較に興味を持っていること、実存主義的分析には批判的であること、ワイスのスポーツへの問題意識に共感していることなどが明らかにされた。
p. 129~p.137