ハンス・レンク、グンター・ピルツ著:フェアネスの裏と表
不昧堂出版 全166p
本書の特徴は、スポーツからそれを取り巻く社会全般に至る広範なパースペクティブの中でフェアネスを語るという手法を取ったところにある。結論では、自己制御のための検査期間の確立、制裁の段階化や手続きの明確かを伴うルールの成文化など実効性を念頭に置いた具体的な提言がなされている。
片岡暁夫、関根正美、深澤浩洋、窪田奈希左、笛木寛
第4章「システムによって制限されたフェアネスの変化」pp.59-110