後方両手両足走の運動学的分析
第19回日本バイオメカニクス学会大会論集
VICONを用い、後方両手両足走行中の重心位の上下、左右の移動と速度との関係を調べた。近年、両手両足走が多くのスポーツトレーニングに用いられている。その効果、意味を検証することを目的とした。重心速度は、上下動より左右への移動の方が影響される結果であった。また、重心の左右方向への移動は、膝、頭が調節を行っている結果となった。そのため、身体のバランス調節機能が優れた者が速いタイムであると考察する。
大石健二、西山哲成、佐藤孝之
p89