全身反応時間の発達過程とその評価方法の検討
第5回日本発育発達学会
幼児を対象に全身反応時間を測定した。全身反応時間は個人内差も大きいことが報告されている。そのため、1試技とされている5回の測定を各園児に行わせ、個人内偏差、個人間差を比較した。3歳児においては、個人内差が大きいいが加齢に伴い収束する傾向が見られた。また、少数例であるが先行研究との値と比較すると個人の代表値は、最大値、最小値を除いた3回の平均が妥当であると思われる。
大石健二、佐藤孝之、西山哲成
p48