幼児期における運動能力と体力および生後日数との関係
第65回日本体力医学会大会(千葉商科大学)
本研究は、幼児期における生後日数からの区分(1年区分、半年区分)による体格と運動能力の関係を明らかにすることを目的とした。対象は、幼稚園・保育園に通う11261名である。測定項目は、身長・体重・25m走・立ち幅跳び・テニスボール投げなど8項目とした。半年区分においては、男女児とも25m走は身長、生後日数の影響が強い。立ち幅跳びは、身長の影響が強い。これらのことから、半年区分で評価する場合、身長という体格要素を考慮する必要性が窺える。
大石健二、佐藤孝之、酒井達郎、西山哲成
p.680