従来の自転車エルゴメータによる体力評価法の疑問点
第20回身体動作学研究会
被験者がペダルに発揮した力を測定してみるその力の40-70%程度がクランクトルクに有効な力として利用されていることがわかり、この割合は個人や加えられた負荷抵抗値によって異なる。技術を考慮せずに、クランクトルクから算出された仕事率などを、体力評価値を推定するために用いることは、評価値を過大・過小評価する原因にもなるだろう。
佐藤孝之、西山哲成
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