異文化経験を通して学生は何を学ぶのかー海外スクールインターンシップの実践を通してー
名古屋女子大学特別研究助成 名古屋女子大学紀要第57号 日本教師教育学会(日本大学)にて発表(2010.9.25)
本研究は、異文化接触経験が教員・保育者志望の学生の、『異文化理解』にどのような影響を及ぼすのかを検討する。N大学では、オーストラリア海外スクールインターンシッププログラムを平成14年から8年間実施しており、このプログラムは日本文化伝達を目的とした実習を含む1ヶ所滞在型である。この海外滞在プログラムを通して学生はいったい何を学んできているのか、またプログラム内容のどのような条件が多文化共生教育に対する意識の高い教員・保育者を養成する事につながるかを考察する。
内田千春、亀山有希
p.1~p.14