経皮的心肺補助(PCPS)を施行した劇症型心筋炎と考えられた2症例
日本救急医学会関東地方会雑誌16
7歳と24歳の女性患者が心原性ショックから心肺停止となり、劇症型心筋炎に対して、経皮的心肺補助(PCPS)を施行して救命し社会復帰した症例報告。劇症型心筋炎では従来の蘇生法を継続せずに早期にPCPS、IABPの補助循環を実施して心臓負荷を軽減させることが救命のポイントであることを強調した。
小川理郎、横田裕行、加藤一良、小池薫、大友康弘、高橋幸道、磯部博隆、山本保博、大塚敏文、田中啓治
p.138-p.139