学術論文

基本情報

氏名 小川 理郎
氏名(カナ) オガワ サトオ
氏名(英語) OGAWA Satoo

名称

胸骨圧迫式心マッサージの脳酸素代謝と脳血流:持続内頚静脈酸素飽和度(SjO2)測定の結果から

単著・共著の別

共著

発表年月

1995

発表雑誌又は発表学会等の名称

日本救命医療研究会雑誌9

概要

胸骨圧迫式心マッサージ(心マ)中に内頸静脈酸素飽和度を持続測定し,脳血流と脳酸素代謝の視点から心肺蘇生法を評価した.対象は心肺停止後,胸骨圧迫式心マッサージを施行し,持続的に内頸静脈酸素飽和度の測定がなされた6例である.心肺停止時は全症例で酸素飽和度は50%以下へ低下し全身及び脳虚血状態を裏付けたが,心マ中は70から80%に上昇し脳酸素代謝に見合った脳血流の供給が示唆された.SjO2の平均値は76.5±2.6%で,又,最高血圧は平均68から56mmHgであった.胸骨圧迫式心マッサージは脳蘇生の観点からも有用であった。

共著者

小川理郎、横田裕行、加藤一良、小池薫、大友康弘、高橋幸道、後藤真弓、磯部博隆、山本保博、益子邦洋、辺見弘、大塚敏文

掲載ページ数

p.43-p.48