事例をもとに局地災害における関係機関との連携について検討した。
災害医療は、局地、広域を問わず,医療機関内は勿論、関係各機関との連携が非常に重要である。しかし、医師や看護師、事務職員などの病院職員が慣れない災害現場に挑むことは大変なストレスであり、協働する消防組織や警察等にとっても負担となりかねない。また、都内の施設であるため、協働する医療機関や関係官庁が数多くあり、内外とのコミュニケーションを構築することは困難である。数多くの訓練、会議、現場活動、組織内外でのフィードバックを積極的に行い、粘り強く我々の活動内容を発信することにより、多くの組織と良好な関係が構築出来ていると考えられる。