当大学の恒例のスポーツ祭典競技における救急医療支援
第18回日本臨床救急医学会学術集会 2015年6月4日~6日(ワークショップ「マラソン医療救護・イベント医療」) 日本臨床救急医学会雑誌18(2)
日本体育大学が主催している恒例の体育研究発表実演会に、初の救急医療班として医療支援を行った事例を紹介した。ほとんどが軽度な四肢外傷と顔面外傷の患者であった。中にはハムストリングスの肉離れや足関節捻挫、また2名が38.8℃の発熱、脱水症患者が発生しインフルエンザとの鑑別が求められた。いずれの運動選手も傷病の程度に関わらず医学的な忠告より実演会への参加を最優先する傾向が見られた。
p.297