4年制保育学生の一般職就職に至る決定要因に関する研究「(査読付)」
日本体育大学紀要 52巻
本研究の目的は、4年制保育者養成校に在籍する保育学生が、授業や実習での経験をどのように捉え、一般職への就職を決定するのか、その意識の背景や就職先決定の要因を明らかにすることであった。その結果、一般職への就職を決めた学生の中には、授業を経験することによってやりたいことが明確となり、保育職以外の分野へ興味を深めることになった学生もいることが分かった。また、実習経験をポジティブに捉えるものの、保育職への就職に至っていないことも明らかとなった。
河田聖良、齊藤多江子
p.1009~p.1017