模擬授業のふり返りを通して学生が獲得する改善の視点について-「幼児体育」の実践より-(その2)
第3回日本保育者養成教育学会研究大会
本研究は、模擬保育実施後の模擬保育評価から改善の視点等に関する全体的傾向や遊び活動ごとの特徴、学生の捉える子どもの視点等を検討した。保育者役の学生は模擬保育直後に実際の子どもの姿を予想し、子どもの「心情」や「意欲」を育む過程をより深めるための準備やはたらきかけ等に関する改善と不足の視点をもつに至っており、模擬保育の質的向上に寄与する知見を得ると共に、学生の保育者として働きたい意欲の向上に関する示唆を得た。
河田聖良、三浦美知子、朴淳香