本研究は,子ども・青少年における質問紙を用いた身体活動の評価法に関する世界的な動向を整理することを目的とした。子ども・青少年の身体活動に関する国際比較を行った“The Report Card on Physical Activity for Children and Youth (Report Card)”に参加した38 か国を対象とした。結果、子ども・青少年における身体活動評価法の国際的な動向として,「1 日60 分以上の中高強度身体活動を達成した頻度」を尋ねる質問紙(例:HBSC,GSHS)が多く用いられていた。