日常生活下における身体活動の増加が閉経後女性の食後中性脂肪濃度に及ぼす影響(査読付)
体力科学 64(5), 485-492
本研究は、日常生活下における身体活動の増加が閉経後女性の食後中性脂肪濃度に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。高齢者28名を対象に、2群に割り付けた(介入群およびコントロール群)。介入群では、介入期間中(4週間)身体活動量を自主的に増加させることを依頼し、コントロール群では、通常の生活を送ることを依頼した。結果、日常生活下における4 週間の生活活動を主とした身体活動の増加では、閉経後女性の食後中性脂肪濃度の上昇に抑制効果が認められない可能性が示された。
枝元香菜子、丁鉉勲、城所哲宏、柳岡拓磨、柏原杏子、高橋将記、宮下政司
485-492