乳製品摂取量は、横浜市の児童では群馬県よりも多かった。しかし、中学期になると、横浜市の乳製品の摂取量は、2/3量にまで減少していた。群馬県の生徒の1日の乳・乳製品の摂取量は中学期で明らかな低下は見られなかった。踵骨スティフネス値は、小学期では両群で大きな差はみられなかったが、中学期では、男女ともに高崎・前橋市の方が有意に高値を示した。横浜市の中学校では、完全給食が実施されておらず、乳・乳製品の摂取量も明らかに低下することがわかった。踵骨スティフネス値には継続的な乳・乳製品の摂取や身体活動量の違いが影響している可能性が考えられた。