野球における審判の機械化を考える
ひすぽ NO.98(スポーツ史学会・会報)pp.4-5
1845年にアメリカにおいて最初の競技規則が誕生して以来、野球においては審判の判断が最終的な裁定として最も重視されてきた。しかし、2008年にメジャーリーグにおいてホームランか否かの判定に限り、ビデオ判定が取り入れられた。その後も野球の判定における機械化は導入され続けている。そこで本稿は、野球というスポーツにおける、人間と機械による判定の現状と課題及び限界について述べたものである。
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