親子体操による親の養育行動促進のための介入効果の検討
第16回 日本体操学会
近年社会問題となっている児童虐待への予防対策として、親子の愛着形成を促すとされる親子体操が注目されている。本研究では、親子体操の介入が幼児を持つ母親の養育行動を促進するという仮説を立て、その効果を検証するために質的および量的調査を行った。その結果、量的調査では介入前後に有意な差は認められなかったが、質的調査においては母親のみならず家族に親子の相互作用における変化が生じている様子が認められた。
田丸由紀子, 岡本美和子, 長谷川聖修, 新海萌子, 鈴木菜々, 重田唯子, 鈴川一宏