産褥期における初産婦のスマホ使用に対する認識と実態
第49回日本看護学会ヘルスプロモーション学術集会抄録集 ISSN2188-6
産褥期における初産婦のスマホ使用に対する認識と実態について明らかにした研究である。調査の結果、長時間スマホを使用することは、自身の自覚がないところで疲労等につながるとは考えられるものの、対象者は、日常的に使用している。便利で慣れたツールを利用しながらより良い育児をしたい、間違わずに育児を行いたいという認識を持ちながらスマホを使用していることが考えられた。また、スマホで育児内容の記録、育児日記等をつけることで育児を行う上でのモチベーションの上昇にも繋がることが考えられた。 さらに、スマホは日常生活においての必需品となっており、常に外界の他者とのつながりを容易に持つことが出来ることや、不安なことはすぐに調べることが出来、精神的な心のよりどころとなっていた。
清水紗弥香, 吉野英莉花, 細沼咲希, 内藤智子, 岡本美和子