主に新入生を対象として1年次必修科目である体育実技授業時において、前半期・後半期の授業当初と終盤時にそれぞれ形態・体力測定を実施して比較検討を行った。女子に関しては、身長・体重の向上が確認でき、体重の変動に影響を受けやすい体脂肪率についても増加傾向を示した。体力等(握力、背筋力、上体起こし、反復横とび、立位体前屈、伏臥上体反らし、反復横とび、バーピーテスト)に関しては、握力以外の項目について有意な向上が確認できる結果となった。男子に関しては、女子と比べると向上が見られる項目が少なく結果となった。形態について、身長・体重に関しては有意な差がなかったものの、体脂肪率に関しては増加傾向を示した。体力等に関しては、上体起こし及び反復横とび・バーピーテストの向上が認められる結果となった。