トランポリン選手における技の習得と脳活動に関する研究 - 技の習得の有無と前頭葉活動 -
日本体育学会
トランポリン経験のない被験者で同様の計測を行い、経験者との脳活動の差異を検討した。 脳活動は光トポグラフィETG7100(日立メディコ)を使用して計測した結果、回転などを要しないジャンプでは有意な脳活動を示すチャンネルが認められたものの、複雑な動作を要する技では前頭葉の活動がほとんど認められなかった。このことから、動きの理解から実際の動きの習得までの間に複雑な脳活動の変化があることが示唆された。
山崎享子