その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 山崎 博和
氏名(カナ) ヤマザキ ヒロカズ
氏名(英語) YAMAZAKI Hirokazu

翻訳書、学会発表、講演等の名称

トランポリン競技選手における傷害に関する調査研究

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

1997/10

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

日本体育学会

概要

トランポリン競技を専門種目としている選手が日常の練習を行っていく中でどのような 障害を起こしているかを調査用紙を用いて選手の個人的属性・特性と身体の各部位の傷害 との 関係を広く把握し、受傷するに至った環境、体制などの要因を検討し、今後の選手育成への安全かつ有効的な指導環境、指導体制整備の基礎的な資料を得る為に、「障害]とい う側面からの検討を試みた 。1)加齢に伴う傷害経験率の増加とトランポリン歴と傷害経験率に関しては、加齢などに伴う選手自身の競技レベルの向上による高度な技への移行によると示唆された。2)また、競 技力の向上に伴い選手自身も練習中の安全に対する意識が高くなるものと推察されるが 、競技者自身が練習計画の決定をしている傾向が高く、選手自身の練習計画の立案が適切ではなく、それに伴い安全に対する意識が高くなるものと推察され、結果として傷害の発生に 繋がっているものと示唆された。3)指導者の人数が少ない傾向にある環において練習を行っている選手について傷害の発生が高くなっていく傾向があり、選手自身の練習に対する緊張感や集中力との関係が示唆された。4)練習頻度が高くなるにつれ傷害の発生頻度も高い傾向をしめした。5)種目的には、回転系の種目よりも捻り系の種目を不得意と感じている競技者において傷害の発生率が高くなっていた。

共著者等

山崎博和、伊藤直樹

掲載ページ数