その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 山崎 博和
氏名(カナ) ヤマザキ ヒロカズ
氏名(英語) YAMAZAKI Hirokazu

翻訳書、学会発表、講演等の名称

トランポリン競技者におけるスポーツ外傷・障害に関する調査研究-1997年から2001年の動向に注目して-

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2004/03

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

東京体育学会

概要

(社)日本トランポリン協会に選手登録を完了している競技者を対象とした1997年から2001年までの5年間にわたる傷害の経験や環境及び傷害発生要因の実態を明らかにして、選手育成や強化を行っていく上での傷害防止策の基礎的資料を得るためにアンケート調査を実施した。1)傷害経験の有無では、約3割以上の競技者で何らかの傷害を経験していた。2)身体部位別での傷害の経験では、脚部が最も多く、次いで腰部、腕部、頸部、頭部、体幹部の順となった。3)年齢では、加齢に伴い傷害経験が増加する傾向があり、主に高校生以上と考えられる15歳以上において傷害経験が多くなった。4)競技歴では、3年以下の競技者について傷害の経験が少なく、7年以上に属する競技者について傷害経験が多くなった。5)競技レベルでは、国際大会を経験している競技者において傷害の経験が多く、都道府県大会以下レベルの競技者について傷害経験が少ない傾向となった。6)練習計画では、競技者自身が練習計画の決定を行っている場合に傷害の発生が多くなった。7)練習人数では、トランポリン1台に対する競技者数が6~10人の場合に傷害の発生が多く、11人以上の場合に傷害の経験が少ない結果となった。8)練習頻度については、週1回程度の場合に傷害の発生が少ない結果となった。9)トレーニングの実施では、筋力トレーニング等を実施している競技者でトランポリン実施時の傷害が多くなった。

共著者等

山崎博和、伊熊克己

掲載ページ数