パーキンソン病におけるスポーツの体幹柔軟性への急性効果
第4回日本臨床スポーツ医学会学術集会 日本臨床スポーツ医学会誌 1(1)
第3回本学会では、各種スポーツがPDで障害されやすい歩行機能を改善させることを報告した。特にビーチボールバレーが効果的であった理由について、ここでは体幹柔軟性の関与を体前屈を指標として、運動開始前と終了後の測定値を比較した。対象はPD17例(男8例、女9例)、年齢43~77歳であり、健康な医療職6名(平均40.8歳)を対照群として検討した。
新井雅信、坪井安広、馬場進一郎
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