キャンプにおける教育的効果に関する研究-適応性診断テスト結果からの検討を中心として-
大出一水著:「野外教育自然活動の計画と指導」遊戯社
これまで、主に親の目から見たキャンプ後の子どもの変容の程度について検討したが、これらは親の主観を総合したものであることから他の方法も加えて検討したほうがより客観的であると考えた。そこで、親の評価が正しいとするならば、子ども自身を対象とした調査でもなんらかの効果が把握できるとの仮説を設定し、客観テストを用いてキャンプの効果を明らかにしようとした。
大出一水、馬場進一郎、井筒次郎、中村哲士
p.246~p.254