MRI-T2値を指標としたUphill runningとDownhill runningにおける下肢骨格筋動員の検討について (査読付)
体力科学 50(2)
マラソンや駅伝などの傾斜のあるコースを走る競技において、同一速度で走る場合、下り走りでは上り走りに比べて運動中の酸素摂取量、心拍数さらに血中乳酸の増加は少ないことが報告されている。そこで本研究では、運動終了時の血中乳酸量の変化に着目し、ランニング運動時の傾斜角度の違いによる下肢の筋動員についてMRI-T2値を指標として検討した。
谷代一哉、石井友保、鈴川一宏、清田寛、中野昭一
p.201~p.210