生体インピーダンス法による体脂肪率の推定値と皮脂厚からの体脂肪率の推定値との比較 (査読付)
体力・栄養免疫学雑誌5(2)
体重の変化が脂肪量と筋量の変化のどちらに起因しているのかを知る事は、健康状態を把握するのに重要である。本研究では体内に流した微弱電流の抵抗値をもとに計算するインピーダンス法と、従来より用いられている皮下脂肪厚より推定する方法と併せて体脂肪率を求めた検討を加えた。結果から、インピーダンス法では、測定装置に乗るだけで瞬時に結果がわかるため実用性は高いものの、諸種の条件を規定して実施する必要性がある。
山崎享子、荒川はつ子、鈴川一宏、石崎香里、熊江隆
p.109~p.117