微量血からの肉体疲労度評価法の開発 第1報 ドライケミストリー法と従来法との比較
第64回日本衛生学会総会日本衛生学雑誌 49(1)
既報によって、運動負荷により筋組織等よりいくつかの酵素群が血中に遊出し、運動負荷強度と時間経過によって変化することは明らかにされている。しかし、実際的な運用を考えれば、測定操作が簡便・用意で結果がその場ですぐに得られること、しかも微量血で行えること等が必要である。そこで本研究では、これらの条件を全て満たしている、ドライケミストリー法による測定装置を用いてヒト血清を測定し、従来法との比較検討を行った。
熊江隆、鈴川一宏、荒川はつ子、倉掛重精、内山巌雄
p.324